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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生58巻4号

1994年04月発行

文献概要

連載 地域精神保健の展開—精神保健センターの活動から・4

思春期相談と学校教育との連携—愛知県精神保健センター

著者: 伊藤克彦1

所属機関: 1愛知県総合保健センター

ページ範囲:P.277 - P.280

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はじめに
 精神保健センターは(以下センターと記す)全国都道府県における精神保健に関する総合的技術センターとして性格づけられており,一面では地域社会のニーズに対応して先駆的事業に取り組む役割を果たしてきたといえよう.そして近年,思春期の心の病い,適応障害,問題行動等の多彩でありまた多発していることに社会的関心が高まっており,精神的不健康をめぐる援助活動はセンター業務のなかでも一層重要な分野を占めるに至っている.すでに昭和60年度の調査でも思春期精神保健事業は43センター中19カ所が実施しており,それぞれ思春期相談,学校カウンセリング,グループ指導,不登校児の会,家族教室・家族療法,親の会,思春期講座などの形で取り組まれてきた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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