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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生58巻6号

1994年06月発行

文献概要

特集 骨粗鬆症の予防戦略

骨粗鬆症の定義と診断基準

著者: 細井孝之1

所属機関: 1東京大学医学部老年病学教室

ページ範囲:P.379 - P.382

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◆はじめに
 骨は成長期以降も骨吸収と骨形成の両方が進行しており,極めて動的なバランスの上にある代謝的に活発な臓器である.このことは骨が単なる身体の物理的支持体として機能しているのではなく,カルシウム代謝の中心的臓器の一つとしても重要な働きをなしていることを反映している.
 高齢化が急速に進む現在,骨粗鬆症の予防と治療法の確立は医学的のみならず社会的にも大きな課題となっている.ここでは骨粗鬆症の定義とその診断基準について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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