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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生58巻6号

1994年06月発行

文献概要

特集 骨粗鬆症の予防戦略

骨量減少のリスクファクター

著者: 伊木雅之1

所属機関: 1福井医科大学環境保健学講座

ページ範囲:P.387 - P.390

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◆はじめに
 骨粗鬆症の最も重要な所見は骨量の減少である.近年,優れた非侵襲的骨量測定法が開発され,骨塩量や骨密度が正確,かつ容易に測定できるようになった.骨塩量の減少に伴って骨の物理的強度は低下し,骨折のリスクが上昇するので,骨塩量減少のリスクファクターは骨粗鬆症のリスクファクターとして扱ってよい.本稿では,主に退行期骨粗鬆症における骨量減少のリスクファクター(表参照)について今日までの知見を概括したい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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