文献詳細
シンポジウム リハビリテーションと保健活動—障害の受容をめぐって
文献概要
●はじめに
自験例の分析をもって治療者の立場から参加する.対象は基本的に外来で扱ってきた100名(男42,女58)で,平均年齢41歳9カ月(28〜68歳,1993年4月現在,以下同じ),平均罹病期間14年4カ月(5〜28年),平均自験期間10年5カ月(5〜13年8カ月).能動型44名,受動型51名,不詳5名(生活臨床では能動型:受動型は7:3とされている)で,社会生活は「自立」と「半自立」で66%(江熊のスケールによる)である.対象が外来例なので群馬大学の予後(20年)調査1)の約50%よりもちろんよい(自立35,半自立31,家庭内:作業所:デイケア31,悪化3).
自験例の分析をもって治療者の立場から参加する.対象は基本的に外来で扱ってきた100名(男42,女58)で,平均年齢41歳9カ月(28〜68歳,1993年4月現在,以下同じ),平均罹病期間14年4カ月(5〜28年),平均自験期間10年5カ月(5〜13年8カ月).能動型44名,受動型51名,不詳5名(生活臨床では能動型:受動型は7:3とされている)で,社会生活は「自立」と「半自立」で66%(江熊のスケールによる)である.対象が外来例なので群馬大学の予後(20年)調査1)の約50%よりもちろんよい(自立35,半自立31,家庭内:作業所:デイケア31,悪化3).
掲載誌情報