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特集 公衆衛生の新たな地平
政策科学からみた公衆衛生の発展
著者: 小野寺伸夫1
所属機関: 1武蔵丘短期大学
ページ範囲:P.16 - P.20
文献購入ページに移動公衆衛生は19世紀の後半から今世紀にかけて,その学理と実践を通じ大きな成果を上げ栄光と発展を確かなものとしてきた.
第一段階として感染症予防,栄養改善,生活環境の整備など,公衆衛生の基本となる諸対策の進展が図られた.さらに,第二段階として健康良習慣の確立,慢性疾患への対応,地域保健医療網の整備,社会復帰の促進,快適環境の創造など,新たな展開を通じ住民の健康福祉の充実へのつながりを確かなものとしてきた.
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