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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生59巻11号

1995年11月発行

文献概要

特集 高度化された食品・栄養システムの現状と課題

食品・栄養システムの高度化・国際化

著者: 深谷志成1

所属機関: 1武蔵丘短期大学教務部

ページ範囲:P.739 - P.742

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はじめに
 近年,輸入食品の割合の増加,ライフスタイルの変化などにより国民の食生活は多様化かつ高度化している.また,「世界貿易機関を設立するマラケッシュ協定」(WTO協定)の締結にともなう食品流通の国際化,規制緩和の動き,製造物責任法(PL法)の施行など,食品・栄養システムをめぐる近代社会の環境は大きく変化している.
 とりわけ,急激な人口の高齢化と出生率の低下,慢性疾患の増加などの疾病構造の変化,食品の安全性,ごみ,地球環境などの生活環境問題への意識の高まりなどに対応し,いわゆる生活者の立場を重視した国民の健康生活の質的向上を高めていく食品・栄養システムを総合的かつ多角的に発展させていくことが強く求められている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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