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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生59巻11号

1995年11月発行

資料

基本健康診査受診者からの一検討—検診内容の理解について

著者: 清水容子1 吉田英世1 藤田節也1 岩田弘敏1

所属機関: 1岐阜大学医学部衛生学教室

ページ範囲:P.787 - P.789

文献概要

 老人保健法による健康診査が始まって約10年が経過した.厚生省は平成4年4月,保健事業第3次計画1)を作成し,その中で個人の健康診査データを時系列的に把握し,その個々人の生活習慣などを考慮した指導を行うなど,個人への対応の促進を呼びかけている.これを受けて,岐阜県内K町でも,基本健康診査後の検診結果をもとにした指導(以下,事後指導)の際に,個人に重点をおいて指導内容を新たに検討することとなった.
 そこで,検診受診者を対象に,これまでK町で行ってきた事後指導のうち,特に検診内容の理解度について調査を行い,検診内容を理解して受診に訪れる者がどの程度あるかを調べ,理解のある者とない者との間で,検診結果の推移にどのような差が認められるかについても検討し,今後の指導方法を検討するうえで参考にしたいと考えた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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