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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生59巻3号

1995年03月発行

文献概要

特集 医療の機能分化と連携

病院の機能分化の必要性と機能連携の促進

著者: 岩﨑榮1

所属機関: 1日本医科大学医療管理学

ページ範囲:P.165 - P.168

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はじめに
 わが国において病院とは,医療法の規定では,「医師または歯科医師が,公衆または特定多数人のため医業または歯科医業をなす場所であって,患者20人以上の収容施設を有するものをいう」と定義されている.
 機能的には収容機能を持つことで特徴づけられているのが病院ということになる.ここで,断っておくが,「収容」という用語の使用についてであるが,語源的にも,語調(イントネーション)やニュアンスからも,少なくとも病院の機能として使う言葉としては必ずしも適切とは思えない.何となれば,患者を収容するのではなく,患者さんに入院していただくわけであるから,今後は収容機能のことを入院機能と呼称することとする.したがって,病院とは専ら入院機能を有する施設ということになる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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