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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生59巻4号

1995年04月発行

文献概要

連載 疾病対策の構造

化学物質への対応—リスクの程度と負担バランス

著者: 小林康彦1

所属機関: 1(財)日本環境衛生センター

ページ範囲:P.261 - P.264

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1.関心事—廃棄物と化学物質
 廃棄物を考える上で避けて通れない問題に有害性,特に化学物質の課題がある.今回は,廃棄物として化学物質に関しどこまで受け持つかという点を中心に筆者の関心を述べてみたい.
 ごみの焼却施設の計画にあって常に問題にされるのは,焼却に伴って化学物質が排出され環境汚染が発生するのではないかという懸念である.また,最終処分場計画では,地下水汚染のおそれであり,両者共通の課題として廃棄物の輸送に伴う問題がある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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