文献詳細
特集 阪神・淡路大震災時における保健医療活動
文献概要
対策本部そのものが被災
瞬時の大自然の強烈な咆哮であった.恐怖を通りこして,心の奥底に深く鉄槌で打ち抜かれたように衝撃が走った.
それにしても,県の対策本部として機能するはずであった中枢そのものが激震の被災で,その機能が不全状態に陥ってしまった.情報伝達,連絡もお互いにままならず,被災地各現場で独自に判断して行動決定するしかなかった.
瞬時の大自然の強烈な咆哮であった.恐怖を通りこして,心の奥底に深く鉄槌で打ち抜かれたように衝撃が走った.
それにしても,県の対策本部として機能するはずであった中枢そのものが激震の被災で,その機能が不全状態に陥ってしまった.情報伝達,連絡もお互いにままならず,被災地各現場で独自に判断して行動決定するしかなかった.
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