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連載 疾病対策の構造
産業廃棄物処理の意義と担い手—企業まかせでの行き詰まり
著者: 小林康彦1
所属機関: 1財団法人日本環境衛生センター
ページ範囲:P.553 - P.557
文献購入ページに移動産業廃棄物,産廃という言葉が生まれて25年,今ではこの言葉の与えるイメージはすっかり悪くなってしまった.産廃の処理施設の計画に対し,産廃=危ないもの=環境汚染,という繋がりで受け止め,即座に,絶対反対,という反応が全国的に見られる.今までのつけが回ってきたと言われる方もおられるが,そうした忌避だけでは問題は解決できない.といって,一方的な押し付けで片付く問題でもない.適確な情報のもとに,相互の十分な意思疎通が,産廃にとって必要と思われる.
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