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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生59巻8号

1995年08月発行

文献概要

連載 疾病対策の構造

産業廃棄物処理の意義と担い手—企業まかせでの行き詰まり

著者: 小林康彦1

所属機関: 1財団法人日本環境衛生センター

ページ範囲:P.553 - P.557

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1.「産廃」でどんなイメージを
 産業廃棄物,産廃という言葉が生まれて25年,今ではこの言葉の与えるイメージはすっかり悪くなってしまった.産廃の処理施設の計画に対し,産廃=危ないもの=環境汚染,という繋がりで受け止め,即座に,絶対反対,という反応が全国的に見られる.今までのつけが回ってきたと言われる方もおられるが,そうした忌避だけでは問題は解決できない.といって,一方的な押し付けで片付く問題でもない.適確な情報のもとに,相互の十分な意思疎通が,産廃にとって必要と思われる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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