文献詳細
文献概要
視点
保健所長は医師でなくてよいか
著者: 重松逸造123
所属機関: 1財団法人放射線影響研究所 2国立公衆衛生院 3前 日本公衆衛生学会
ページ範囲:P.680 - P.681
文献購入ページに移動地方分権推進法は,1995年5月に国会で成立,公布されたが,同年7月には地方分権推進委員会(委員長:諸井虔日経連副会長)が発足し,同年10月には専門的な調査検討を行う目的で2部会が設置された.その一つがくらしづくり部会(部会長:大森彌東大教授)で,厚生省の所掌分野はこの部会の担当となっており,本年(1996年)3月29日内閣総理大臣宛に提出された中間報告「くらしづくりと自治の充実をめざして」では,「地方分権を推進するためには,福祉事務所の所長及び職員の専任規定と,保健所長の医師資格規制を廃止する,という方向で引き続き検討する」とした.
掲載誌情報