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特集 女性の健康づくり
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妊娠・出産・育児は本来,生理的なものではあるが,時に母児の生命を脅かすことがある.最近のわが国における妊産婦死亡率(平成5年)は出生10万対7.7,周産期死亡率は出生千対5.0,新生児死亡率は出生千対2.3と著しい改善をみているが,ある一定の割合で妊娠・出産での異常や,児における異常をみる危険性をはらんでいる.そこで,妊娠を機会に健康のチェックを行うとともに,妊娠出産に伴う健康破壊をできるだけ避けるよう努力が大切である.
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