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調査報告
40・50歳の節目の都市住民における検診受診の状況
著者: 中西範幸1 坪田啓二2 坪井久男2 浅井ひろ子2
所属機関: 1大阪大学医学部公衆衛生学教室 2吹田市民生保健部保健センター
ページ範囲:P.818 - P.823
文献購入ページに移動これらの課題に緊急に対応するために,平成4年4月に厚生省から通知された老人保健事業第3次8カ年計画では各健康診査の受診率の当面の目標が示され,保健事業実施要領(老健第86号)の中では基本健診診査とがん検診の推進を目指して総合健康診査が提唱された.これは40歳および50歳の節目に当たる者のうち,希望する者に対して基本健康診査(尿酸と総蛋白の検査を追加)とがん検診(大腸がん検診は,必要と認めた者に直腸鏡検査を実施)を同時に実施するものである.
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