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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生60巻12号

1996年12月発行

文献概要

特集 小児期の成人病

小児期の成人病の疫学

著者: 遠藤和男1 園田裕久1

所属機関: 1新潟大学医学部衛生学教室

ページ範囲:P.845 - P.849

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 小児期の成人病といっても様々な疾患が想定されるが,本編ではその中核をなしていると思われる,①肥満,②若年性高血圧(未だに高血圧症とは言いがたい)および③脂質高値(HDLコレステロール低値)について,とくに親子関係や遺伝を中心とした記述疫学について述べることにする.それぞれの病態は複雑にからみ合っており,増悪因子も共通と考えられる場合が多いので,上述した3疾患の相互関係や,進展にあたっての増悪因子について図1に示した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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