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新しい保健・福祉施設
最上町ウエルネスプラザ
著者: 秋葉太郎1
所属機関: 1最上町ウエルネスプラザ
ページ範囲:P.439 - P.440
文献購入ページに移動昭和29年に開院した国保直診の町立最上病院は,医師不足などの要因が重なり慢性的な赤字が続き,町議会では病院不要論も出てくる状況の下では,まず医療部門の充実がポイントであり,町内50集落を夜間に訪れて開く健康座談会,日中忙しい,またアクセス手段に乏しいなどの理由で受診が遅れがちになることに着目して,週1回18〜21時まで開院して利便性を図る,往診,訪問診療,訪問看護の強化,在宅ケアの充実などが評価され,累積赤字を解消し,単年度収支が黒字というところまでこぎつけたわけです.また,既存の温水プールを利用しての中高年向けの水遊び教室の開催も好評でした.
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