icon fsr

文献詳細

雑誌文献

公衆衛生60巻8号

1996年08月発行

文献概要

連載 在宅高齢者ケアの支援システム—アセスメントとケアプランの試み・6

痴呆老人の援助をとおしMDS-HC/CAPsを活用したケアマネジメントの評価を考える・1

著者: 縄井詠子1

所属機関: 1北海道滝川保健所

ページ範囲:P.581 - P.585

文献購入ページに移動
 ケアマネジメント会議で,ケアプランを作成し援助を開始するが,実施するなかでその利用者にとって適切な問題点の把握であったか,目標やサービスが妥当であり,満足しているかなどは,いつも気にかかるところである.またケアチームが有効に働いているか,利用者の生活の変化や目的の達成度などについても評価をしたいと思う.しかし日常業務では単に設定したサービスが実行できたか,否かの点検に終始し,多くの視点で評価することは少ない現状がある.今回,痴呆症状をもつ高齢者とその家族を支援し終結した事例をとおして,MDS-HC/CAPsを活用したケアマネジメントの過程を振り返り,問題点の提示,目標設定,実施するなかでの家族の変化やケアチームとのかかわりについて評価をしたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら