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特集 歯周疾患の予防—8020運動の達成に向けて
歯科医院における歯周疾患予防の実践—POS(問題志向型システム)による実践
著者: 中野充1
所属機関: 1ナカノ歯科医院
ページ範囲:P.641 - P.642
文献購入ページに移動POS(problem-oriented system)は,ご存じのように,1968年アメリカの内科医L. L. Weedが,患者の診療上,また教育ならびに研究上非常に良いということを提唱し普及に努めた.そして現在アメリカとカナダで教育的な診療を行っている多くの病院や,クリニックで普及している.日本には,1973年日野原が紹介し,一般医科の病院で徐々に導入されているようであるが,歯科では2〜3の大学附属病院歯科口腔外科での応用報告があるのみで,個人歯科診療所での応用報告は見られない.当院では,チーム医療の向上およびスタッフ教育などの目的で,およそ2年前からPOSを歯周治療に応用しているので報告し,感想を述べる.
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