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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生61巻1号

1997年01月発行

文献概要

特集 地域保健元年

市町村は将来どこまでサービスを提供するのか

著者: 浜田加代子1

所属機関: 1高知県大月町保健福祉課

ページ範囲:P.17 - P.21

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 市町村への身近な業務の移譲と,保健所の広域的,専門技術的な機能強化を柱とした地域保健法が施行され,高知県でもこれを契機に地域保健サービスの供給体制を抜本的に見直しすることが大きな課題となっております.大月町は10数年前から,保健・医療・福祉の包括体制の中で「生涯を通じての健康づくりを推進する」,「地区組織活動が住民自らの健康づくりの基礎となるよう育成援助する」,「すべての住民が平等にサービスを受けられる事を基本とする活動をすすめていく」を基本方針として地域保健サービスの供給体制の充実を図ってきました.
 高知県が目指すべき地域保健サービスのあり方の中で,市町村,県の役割と新体制の姿も提示されました.この中で示された市町村の役割を真摯に受け止め,十数年前から取り組んできた地域保健サービスを基盤に,将来どこまでサービスを提供できるのかを考察してみたいと思います.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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