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転換期の地域保健における自治体の使命
著者: 中村仁
所属機関:
ページ範囲:P.786 - P.787
文献購入ページに移動当町は人口12,500人で山形県の東北部に位置し,四方を奥羽山系に囲まれた盆地の中にあり,県内でも有数の豪雪地帯である.昭和60年には老齢人口14.3%となり平成12年には4人に1人が65歳以上になることが予測され,要介護老人の増加が見込まれる.3世代同居率が46.2%と高いが,女性の就業率も72.4%(20〜64歳の女性)と高く,地域の介護力は年々低下してきていた.そのため昭和63年に,第2次町総合計画に包括医療ケアシステムの整備計画「ウェルネスタウン構想」を盛り込んだ.ウェルネスタウン構想とは,より創造的な健康を目指し,「健康な体・健康な心・健康な社会生活」を維持発展させることを目的としている.
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