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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生61巻11号

1997年11月発行

文献概要

特集 現場における研究のすすめ

厚生省班研究の歴史・成果と厚生科学研究

著者: 矢島鉄也1

所属機関: 1鹿児島県保健福祉部

ページ範囲:P.800 - P.806

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 平成9年度の厚生省科学技術関係予算は915億円である(表1).平成8年度はおよそ800課題以上の研究が行われているが,それぞれの課題で研究班が設置されており,一つの課題に複数の研究班が設置される場合もあり,研究班の全体像については明らかになっていないのが現状である.平成7年11月に「科学技術基本法」が制定され,平成8年7月に「科学技術基本計画」が閣議決定されたことを受け,平成9年度の厚生省科学技術関係予算は21%の高い伸びを示した.科学技術基本計画では,研究に対する評価と競争原理の導入が示されており,平成9年度に新たに創設された「先端的厚生科学研究分野」は原則公募制をとっている.このような流れを踏まえ,公衆衛生分野における厚生省班研究の歴史および成果についてまとめ,これからの厚生科学研究の動向について分析する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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