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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生61巻2号

1997年02月発行

文献概要

特集 病原性大腸菌O157の脅威

〔てい談〕病原体との共生とこれからの地域保健への教訓

著者: 吉川昌之介12 岩室紳也3 前田孝弘4

所属機関: 1日本歯科大学微生物学教室 2東京大学 3神奈川県秦野保健所 4東京都豊島区池袋保健所

ページ範囲:P.107 - P.115

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 岩室 O157:H7(以下,O157)の発症で社会がかなりパニック状態になったことは否定できませんが,公衆衛生の現場でも,医学的あるいは公衆衛生学的判断がどこかにいき,マスコミを中心とした世間のパニックの波に流されてしまったのではないか,と個人的には反省しております.
 そこで,細菌学の立場から,改めて科学的に検証する必要があると考えお話をおうかがいしたいと思います.まず,一連のO157騒動をどう感じられたか,率直なところをお聞かせください.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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