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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生61巻4号

1997年04月発行

文献概要

連載 暮らしに潜む環境問題

放射線と健康

著者: 桜井醇児1

所属機関: 1富山大学理学部物理学科

ページ範囲:P.255 - P.259

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1.放射線被爆の物理化学的効果
 放射線被曝によって体の分子レベルで起きる物理化学的効果,被曝によって体に現れる急性障害と晩発性障害,被曝による癌死亡リスク値,胎児被曝の大きな危険性,自然放射線の影響,食品の放射線処理の影響などについて今までに判明していることを説明し,また,これらの問題の評価の難しさ,異なる評価などについて述べてみたい.われわれの健康の視点から放射線被曝を考えるための参考にしていただければ幸いである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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