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連載 利用者のホンネ・タテマエ
すこやか地域作り活動をとおしての社会参加
著者: 舞木和弘
所属機関:
ページ範囲:P.484 - P.485
文献購入ページに移動白山地区の住民が年を取っても障害をもっても,生き生きと安心して暮らしていける地域を作ることを目的として,「白山区すこやか地域作り推進委員会」が作られたのは,平成6年4月です.その経過は大越町が国の「地域保健特別事業」を受け「すこやか地域作り事業」のプロジェクトチームが役場に作られ,その事業を白山区で行って欲しいとの話が,平成5年12月にプロジェクトチームと白山区の各種団体の役職者を集めて行われ,その後プロジェクトチームとの数回の懇談会や勉強会を得て発足しました.筆者は,当時白山青年会の会長をしていた関係でこの活動に参加しました.この活動は今までの活動とは違って人それぞれの意識を変えていこうという活動なので,すぐに結果が見えてくるものではなくとても難しく感じました.それとともにやり甲斐を感じたものでした.委員会の最初の活動は,まず自分たちが勉強をして,この活動の意義,目的を理解しようというところから始められました.そして,月1回程度の会合のほかに,住民に活動を知らせるために平成6年6月の地区のスポーツ大会時に垂れ幕を作り掲示するとともに,「いきいき白山」と名入れしたタオルを配り,7月にはポスターを作成して配布しました.住民の意識を調べるために平成6年6月にアンケート調査を実施して,その後意識の変化を見るために平成8年7月に2回目のアンケート調査を実施しました.
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