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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生61巻9号

1997年09月発行

文献概要

特集 今,WHOの歩みから学ぶもの

オタワ宣言とヘルスプロモーション

著者: 藤内修二1

所属機関: 1大分県佐伯保健所

ページ範囲:P.636 - P.641

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 1986年のオタワでのWHOの国際会議で「ヘルスプロモーション」という新しい公衆衛生戦略が提唱されて,11年が経過した.
 1978年,ロシアのアルマアタで開催されたWHOの国際会議で提唱された「プライマリーヘルスケア」がどちらかといえば,開発途上国をターゲットにした公衆衛生戦略であったのに対して,ヘルスプロモーションは先進国をターゲットにしたものであった.こうした意味では,日本においても新しい公衆衛生戦略として地域保健法などにその理念が盛り込まれてしかるべきものと考える次第だが,果たしてどうだったのだろう.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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