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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生62巻10号

1998年10月発行

特集 計画づくりの理念と方法

評価計画とその実際

著者: 星旦二1 藤原佳典1

所属機関: 1東京都立大学都市研究所

ページ範囲:P.697 - P.701

文献概要

計画と評価
1.計画の要素に含まれる評価計画
 事業の量を主な評価指標とする時代が過ぎ去ろうとしている.重視すべき評価指標は,実施した事業によってもたらされた効果を明確にすることである.保健計画の要素としては,事業の実施計画だけに限定せずに,活動効果としての最終目標を指標化して設定し,達成時期を明らかにし,そのために必要な基盤整備計画が計画の要素として含まれていた1).この中で最も重要となる計画の要素は,今回のテーマである評価計画である.つまり計画を策定する時点で,実施した効果を確かめるための評価計画を事前に立案し,その後の評価結果に基づいてシステムを改善することに応用することになる(表1).

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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