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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生62巻12号

1998年12月発行

文献概要

特集 「感染症新法」下における予防活動

「感染症新法」法律制定の経緯

著者: 滝澤秀次郎1

所属機関: 1厚生省結核感染症課

ページ範囲:P.862 - P.867

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 新しい時代の感染症対策を担う「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」(以下,「感染症新法」)が本年の9月25日に成立,10月2日に公布され,現在,平成11年4月1日の施行に向けて準備が進められている.感染症対策は,これまで明治30年に制定された伝染病予防法を中心として行われてきたが,今後は,伝染病予防法に加えて性病予防法とエイズ予防法を廃止統合した「感染症新法」に基づいて進められることになる.わが国の感染症対策の大きな転換点であり,関係者の方々のご理解とご協力に基づいた着実な施行が求められている.本稿では,「感染症新法」作成に至る背景およびこれまでの経緯,この法律の趣旨と内容,国会での審議などについて概説したい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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