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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生62巻2号

1998年02月発行

文献概要

特集 成人病から生活習慣病へ

「生活習慣病」でよいのか—公衆衛生の現場から

著者: 寺尾敦史1

所属機関: 1高知県中央東保健所

ページ範囲:P.108 - P.110

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 大学を卒業した昭和55年,公衆衛生の実習指導を受けた縁で大阪府立成人病センター集団検診第1部に勤務した.以来,勤務地は変わったが一貫して循環器疾患の予防分野に身を置き仕事を行ってきた.
 昭和55年当時は老人保健法施行前の時代であり,先進的な市町村においてモデル的に成人病(循環器)検診が行われていた.集団検診第1部では地元の関係機関と協力して,秋田県井川町・本荘市,大阪府八尾市,高知県野市町において循環器検診を実施し,検診結果に基づく管理指導を徹底して行うことにより各地域で脳卒中の発症率を低下させる成果をあげていた1)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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