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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生62巻4号

1998年04月発行

文献概要

視点

環境リスクのスペクトラムを考える

著者: 橋本道夫1

所属機関: 1社団法人海外環境協力センター

ページ範囲:P.250 - P.251

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 公害対策基本法は4半世紀の歳月を経て,その役割の一区切りをつけて,環境基本法に吸収された.公害対策の理念,原則,計画などはそのまま新しい法律に引き継がれているが,環境という人間をとりまく地球次元までも含めた枠組みの中の基本的な分野として役割を担っている.
 共生,循環,参加,国際協力という基本法の目標の中で,公害対策基本法制定当時とは異なるはるかに広い人為的,自然的な環境のダイナミックスの中で「健康を保護し,生活環境を保全する」という発足以来の基本的課題に取り組む時代となっている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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