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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生62巻6号

1998年06月発行

特集 エイズ対策の再検証—人権の視点から

保健所,医療機関での告知の問題点

著者: 池上千寿子1

所属機関: 1ぷれいす東京

ページ範囲:P.414 - P.417

文献概要

ぶれいす東京の日常活動から
 ぶれいす東京は,主に関東圏に在住するPHA(HIV感染者/患者)へのケア活動を行ってきた.具体的には,PHAの自助活動支援(場所の提供,昼食会,プログラム企画運営など),電話相談と面談,入院あるいは在宅療養中のPHAへのバディスタッフの派遣である.そんな日常活動のなかで,検査/告知の経験に起因するような医療不信の言葉を何度も聞いてきた.
 告知によって感染していることを知らされた人にとって,告知そのものが最初のサポートであってほしいと考える場である.告知が医療不信につながってしまうとしたら,どこに問題があるのだろうか.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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