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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生62巻7号

1998年07月発行

特集 環境保健のトピックス

核燃料再処理施設アスファルト固化処理施設の火災爆発事故と緊急時被曝医療

著者: 青木芳朗1

所属機関: 1原子力安全委員会

ページ範囲:P.478 - P.481

文献概要

放射線と被曝医療
1.放射能と放射線
 放射能は,不安定な原子核が放射線を放出して徐々に別の原子核に変化(壊変,崩壊)していく性質を意味する.わが国では,放射線を放出する物質すなわち放射性物質(放射性核種)を放射能とも呼んでいる.すなわち,放射性物質による汚染を放射能汚染と呼ぶこともある.放射性物質がアルファあるいはベータ壊変し,その際に放出される高いエネルギーの電磁波,すなわち波長の極めて短い電磁波と高速で飛ぶ粒子線を総称して放射線という.放射線の種類には,主としてアルファ線(α線),ベータ線(β線),ガンマ線(γ線)などがある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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