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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生62巻7号

1998年07月発行

文献概要

海外事情

ベトナムにおけるHIV/AIDSの流行と対策の現状

著者: 洲濱扶弥1

所属機関: 1広島大学大学院医学系研究科保健学専攻博士後期課程・健康科学教室

ページ範囲:P.523 - P.529

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 53の省・市からなるベトナム社会主義共和国(以下,ベトナム)は,インドシナ半島の東半分を占め,南北1,650kmにわたりS字状に位置する(図1),総面積331,710km2,人口7,064.2万人の国である1).1986年ドイモイ政策が採択されてから,南ベトナム(とくにホーチミン市)を中心に,急激な経済成長を遂げた2)が,その社会発展に伴い,現在では麻薬,売春などが引き起こすHIV/AIDSが,保健・社会問題として取り沙汰されている.
 本稿では,ベトナムが公表している資料に基づき,ベトナムにおけるHIV/AIDSの現状と対策について報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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