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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生63巻1号

1999年01月発行

文献概要

トピックス

ダイオキシン対策の現状と課題・1

著者: 小野昭雄1

所属機関: 1厚生省生活衛生局

ページ範囲:P.38 - P.47

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 近時,ダイオキシンや内分泌撹乱化学物質による健康影響について社会の関心が高まっており,国会の審議の中で,また,マスコミにもこれらの問題がしばしば取り上げられている.本誌においても1998年7月号で「環境保健のトピックス」として特集が組まれ,これらの諸問題の実情と対応についての関係者の報告が掲載されている.この中で,ダイオキシンについては国立公衆衛生院の内山氏が『ごみ焼却とダイオキシン』と題した論文を掲載している1)
 既に内山氏の論文において,ダイオキシンの発生,毒性,人体の摂取量,母乳中の濃度については簡明にまとめられているので,これらとの重複を避けて,その後に明らかになった知見も加えつつダイオキシン対策の現状とこれからの課題について述べてみたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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