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地域保健法が全面施行され,1年半が過ぎた.また介護保険制度の導入を控えて,わが国の保健・医療・福祉の分野では,まさに変革期を迎えている.そして地域保健活動の主たる担い手とされる保健所と市町村保健婦には,ますます大きな期待がかかるとともに,活動のあり方が,多面的に議論されるところとなった.保健婦は既に60年の歴史を歩んでいるが,その活動の方向は,時代や社会の変化に沿って,当然変わっていかなければならない.ある意味では現在の変革期を,いかに飛び越えられるか否かに,将来の保健婦活動の発展のしかたがかかっているといっても過言ではないといえよう.
そこでこの度本誌の編集室から,先般発表した「これからの行政組織における保健婦(士)活動のあり方に関する研究II,—介護保健制度の導入を視野に入れて—」に関連して,これまでの保健婦活動の流れや機能の変遷,本研究の背景および今後の保健婦活動のあり方などについて,まとめるようにとの依頼を受けたので述べてみる.
そこでこの度本誌の編集室から,先般発表した「これからの行政組織における保健婦(士)活動のあり方に関する研究II,—介護保健制度の導入を視野に入れて—」に関連して,これまでの保健婦活動の流れや機能の変遷,本研究の背景および今後の保健婦活動のあり方などについて,まとめるようにとの依頼を受けたので述べてみる.
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