icon fsr

文献詳細

雑誌文献

公衆衛生63巻11号

1999年11月発行

文献概要

特集 地域におけるたばこ対策の取り組み

東京都分煙化ガイドラインとその後の展開

著者: 穴田和男1

所属機関: 1東京都衛生局健康推進課

ページ範囲:P.787 - P.789

文献購入ページに移動
経緯
 東京都が「分煙化ガイドライン」を策定するきっかけとなったのは,「健康づくり都民会議」の活動である.
 健康志向の高まりの中で,都民の健康づくり運動を積極的に展開していくため,都は,平成3年,都民・民間・行政が一体となって健康づくり運動を推進していく組織として「健康づくり都民会議」(会長:都知事)を設置した.都民会議では,平成5年2月,都民の健康づくりの行動指針として「いきいき都民の健康づくり行動計画」を策定したが,この中で,喫煙対策についても,活動目標や公私の役割分担などの指針を示している.都では,既に,平成2年度から「喫煙と健康のシンポジウム」を開催するなどの取り組みを行ってきていたが,これを受けて,平成7年度から喫煙対策に本格的に取り組むことを「東京都総合3か年計画」で計画化し,まず「分煙化」の事業として,1)都立施設の100%分煙化,2)公共の場の分煙化推進,3)喫煙と健康のシンポジウムの開催を決定した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら