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文献概要
連載 西生田の杜から
仕事を創る
著者: 足立紀子1
所属機関: 1日本女子大学社会福祉学科
ページ範囲:P.818 - P.819
文献購入ページに移動前号(63巻10号)で紹介した研修の事例をベースに,仕事というものについて述べてみたい.
私はかつて本1)に「仕事が趣味だ」と書いたことがある.「勉強も趣味なの」,「山歩きも,ちぎり絵も,花を育てるのも趣味なの」,「なーんにもしないで温泉につかって過ごすのも趣味なの」と際限なく続く.言い換えれば,それらはすべて私にとって楽しいということである.子どもの頃,特に夏休みなど朝起きるとすぐ今日は何をしようか,何をして遊ぼうか考えた.そして修学旅行や遠足の作文には,前日の夜の浮き浮きした気持ちや眠れなかったことに始まり,一日中のことをすべて書くのでとっても長い作文になったものだ.それほど楽しく,印象深く,誰かに伝えたい衝動があったにちがいない.
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