icon fsr

文献詳細

雑誌文献

公衆衛生63巻11号

1999年11月発行

文献概要

資料

韓国の医療福祉法・制度に関する研究—漢方医療法を中心として

著者: 崔用旻1

所属機関: 1威徳大学社会福祉学科

ページ範囲:P.830 - P.834

文献購入ページに移動
1.研究の背景
 社会福祉に関する問題はすべての国家とすべての国民の主要な関心事の一つとなってきた.19世紀の一般的な国家観では政治的干渉が少ないのが最も良い政治という思想が支配的であった.しかし,このような自由放任と国家の不干渉の潮流は特殊階級の利益の確保にだけ偏って,一般大衆の福祉とは距離のある政策であったと見ることができる.
 現在,韓国の政府が国家的な次元から21世紀を見据えた医療発展戦略を樹立していることなども,このような脈絡から理解できる.すなわち,国民の健康増進も国家福祉政策の大きな脈絡中の一部分であって,行政的対応だけでなく,その発展方策の模索としても大変重要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら