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韓国の医療福祉法・制度に関する研究—漢方医療法を中心として
著者: 崔用旻1
所属機関: 1威徳大学社会福祉学科
ページ範囲:P.830 - P.834
文献購入ページに移動社会福祉に関する問題はすべての国家とすべての国民の主要な関心事の一つとなってきた.19世紀の一般的な国家観では政治的干渉が少ないのが最も良い政治という思想が支配的であった.しかし,このような自由放任と国家の不干渉の潮流は特殊階級の利益の確保にだけ偏って,一般大衆の福祉とは距離のある政策であったと見ることができる.
現在,韓国の政府が国家的な次元から21世紀を見据えた医療発展戦略を樹立していることなども,このような脈絡から理解できる.すなわち,国民の健康増進も国家福祉政策の大きな脈絡中の一部分であって,行政的対応だけでなく,その発展方策の模索としても大変重要である.
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