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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生63巻12号

1999年12月発行

文献概要

特集 地域保健活動とボランティア

保健所における精神保健福祉ボランティア講座を実施して

著者: 曽我八重美1

所属機関: 1長崎県県央保健所地域保健課精神保健福祉班

ページ範囲:P.860 - P.864

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 精神障害者が地域で安心して暮らし,生活上の様々な問題を解決していくためには,同じ地域で暮らす近隣住民の理解あるかかわりが重要である.このようなことをふまえ,長崎県では平成7年より,精神保健福祉ボランティア養成講座を保健所事業として位置づけた.当保健所においては,平成6年度から長崎県精神保健センター(以下,センター)主催によるボランティア養成講座が先駆的に開始されたのを契機に精神保健ボランティアグループが誕生し,現在3団体が管内で活動を展開している.特に平成9年度には地域活動所(共同作業所)の設立に向けた動きが当事者・家族・ボランティア団体を中心に起こり,平成10年度に2カ所の地域活動所が開設された.その推進的役割を果たしたボランティアグループの活動に焦点を当てながら育成経過について報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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