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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生63巻3号

1999年03月発行

文献概要

特集 結核とハンセン病について考える

繰り返してはならない「らい予防法」の過ちを—いまだ道遠し人間回復

著者: 神美知宏1

所属機関: 1全国ハンセン病療養所入所者協議会事務局

ページ範囲:P.160 - P.163

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 1907年(明治40年)以来,90年にわたって日本のハンセン病対策の規範となってきた「らい予防法」は,1996年4月1日をもってようやく廃止された.
 1951年(昭和26年)に全国ハンセン病療養所入所者協議会注)(以下,全療協)が結成されたが,結成の最大の目的は,患者の強制隔離撲滅を基本理念とした憲法違反の「らい予防法」を政府に抜本的に改正させるためであった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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