文献詳細
文献概要
連載 自治体の保健福祉活動における理学療法士の役割・22
自治体における理学療法士の役割と展望
著者: 山本和儀1
所属機関: 1医療法人若弘会大東地域リハビリテーション研究所
ページ範囲:P.62 - P.64
文献購入ページに移動一方,地方分権化の推進によって,住民に最も身近な行政機関である市町村の役割や責務も大きくなることが予想される.すなわち,今後は地域特性を生かした特色ある自治体行政が求められてくることになるわけである.このような状況のなか,自治体に勤務する理学療法士の役割も今後ますます重要になるものと考えられるが,現時点において理学療法士などの職種を雇用している自治体は依然少ない状況にある.しかしながら,老人保健福祉計画や介護保険事業計画の推進,あるいは現在雇用されている理学療法士などの活動いかんによって,今後はより多くの自治体で理学療法士などの職種が雇用されるものと思われる.
掲載誌情報