icon fsr

文献詳細

雑誌文献

公衆衛生64巻11号

2000年11月発行

文献概要

調査報告

宮城県における検診成績からみた循環器疾患の地域差についての考察

著者: 土屋眞1

所属機関: 1(財)結核予防会宮城県支部

ページ範囲:P.829 - P.833

文献購入ページに移動
 東北地方は脳卒中の発現頻度が高く1,2,15),ことに内陸部が海岸部より一般に高い.一方,近年は高度の高血圧が稀になって,脳出血と脳梗塞の頻度が逆転し,脳卒中の地域差減少が指摘されている.しかし,動脈硬化の促進因子としての高血圧の重要性は変わらない.
 このたびの研究目的は,まだ高血圧者がかなり多く,脳卒中死亡率の地域差が明らかな時代に,筆者が検診に従事し,既に報告3〜12)した成績を総括的に再検討することにある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら