icon fsr

文献詳細

雑誌文献

公衆衛生64巻12号

2000年12月発行

文献概要

特集 難病と共に生きる

これからの難病対策の方向性

著者: 金谷泰宏1

所属機関: 1厚生省保健医療局エイズ疾病対策課

ページ範囲:P.869 - P.874

文献購入ページに移動
 難病対策は,昭和47年に策定された「難病対策要綱」に基づき,わが国独自の施策として各種の対策が進められてきた.制度発足後25年余の医学の進歩により,生命予後や生活の質が大幅に向上した疾患がある一方で,依然として有効な治療法のない疾患もあるなど難病の中でも疾患の種類によって大きく異なるところとなっている(図1).これからの難病対策は,疾患の特異性に合わせたものになることが予想されるが,以下に今日の難病対策の現状を示すとともに,21世紀に向けた難病対策の方向性について私見を述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら