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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生64巻4号

2000年04月発行

文献概要

特集 地域における生活廃棄物対策

埼玉県所沢市の生活廃棄物処理

著者: 山本次郎1

所属機関: 1埼玉県所沢保健所

ページ範囲:P.234 - P.236

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 昭和25年11月に市制を敷いた所沢市は,今秋創設50周年を迎える.近年急速に都市化が進み,平成11年11月末には面積72.0km2,人口325,467人,世帯数123,267となった.
 図の市北部,東部の産業廃棄物(以下,産廃)焼却施設,周辺7カ所の公営一般廃棄物(以下,一廃)施設などの存在と発生するダイオキシン類による環境汚染,曝露による健康影響は,市のごみ処理問題に付随する大きな課題である.平成11年2月のダイオキシン類汚染野菜騒動などの報道は,結果的に国家的な廃棄物処理施策を推進し,また,厚生省,環境庁,県・市のダイオキシン類実態調査では異常高値も測定されず,市は「みんなでなくそうダイオキシン,ゼロに向けてのまちづくり」をスローガンに掲げて,循環型社会の形成を目指し,ごみ処理問題に真剣に取り組んでいる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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