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私は昨年9月から,Field Epidemiology Training Program Japan(FETPJ;実地疫学専門家養成コース)に参加しています.参加することで,実地疫学は,集団における疾患対策において,「共通の指標」と「基本的な考え方」という共通言語を提供できるのではないかと感じるようになりました.感染症や食中毒の対策に当たる者がこの共通言語を持つことで,集団発生の原因を明らかにし,日々の対策に同じ評価を下すことができ,共通の方向を見いだしてゆけると感じています.そしてこれは,感染症や食中毒以外の様々な公衆衛生対策にも広げることができそうだとも感じています.
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