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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生64巻7号

2000年07月発行

文献概要

フォーラム

保健行動理論に基づくエイズ予防教育プログラムの紹介—フィリピンエイズ対策プロジェクトにおける教育プログラム開発の試み

著者: 湯浅資之1 山城吉徳1 渡部基2 曽田研二3

所属機関: 1国際協力事業団フィリピンエイズ対策プロジェクト 2北海道教育大学札幌校 3横浜市総合保健医療センター

ページ範囲:P.522 - P.526

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 エイズ予防対策に教育が重要であるとの認識は早くからあったが,初期のエイズ予防教育は教育者の個人的経験と勘に頼って実施されてきたきらいがある.ところが,1980年代中期以降,特にアメリカを中心にエイズの教育法が盛んに研究されてきた.それらは行動科学の成果を取り込みながら徐々に洗練され,今日までに効果的なプログラムが数多く開発されている.
 一方,わが国にはいまだ保健行動理論が系統的に紹介されてはおらず,理論に基づいてエイズ予防教育プログラムが構築された事例はまだ少ないと思われる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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