文献詳細
連載 公衆衛生のControversy
結核対策はDOTS!?/DOTS?
文献概要
日本の化学療法の現状
1.6カ月短期化学療法の普及率
日本でのPZAの普及率を結核発生動向調査(1999年),結核実態調査(1998年登録患者の20%抽出),結核療法研究協議会(1997年下半期に入院治療を受けた療研傘下施設の培養陽性例全例),複十字病院コホート(1991年1月〜1999年12月入院治療を開始した初回治療)からみると,塗抹陽性初回治療例の51,8%,54.8%,44.7%,70.6%であった.また地域格差が大きく,最も使用率が高かった佐賀県の75%から最も低い新潟県の32.2%であった2)
1.6カ月短期化学療法の普及率
日本でのPZAの普及率を結核発生動向調査(1999年),結核実態調査(1998年登録患者の20%抽出),結核療法研究協議会(1997年下半期に入院治療を受けた療研傘下施設の培養陽性例全例),複十字病院コホート(1991年1月〜1999年12月入院治療を開始した初回治療)からみると,塗抹陽性初回治療例の51,8%,54.8%,44.7%,70.6%であった.また地域格差が大きく,最も使用率が高かった佐賀県の75%から最も低い新潟県の32.2%であった2)
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