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特集 青少年暴力・2
暴力防止のネットワークづくり
著者: 坂本昇一1
所属機関: 1千葉大学教育学
ページ範囲:P.874 - P.877
文献購入ページに移動暴力行為の場合,暴力を振るう理由が,必ずしも被害者とのそれまでの人間関係によるものでなく,加害者がそのときの感情をコントロールすることができないまま,暴力に及ぶことが多い.その場の自分の感情や利害から過剰な反応をして,結果が殺人になることがある.
集団での暴力行為では,一人ひとりはおとなしい少年であるが,互いの興奮が異常な状態をもたらし,自制心をなくしてしまう.
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