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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生65巻2号

2001年02月発行

文献概要

報告

言語聴覚士養成課程在学生の入学までの経過—ST・PT・OT課程1年生の比較から

著者: 山田弘幸1 笠井新一郎3 石川裕治3 福永一郎2 實成文彦2

所属機関: 1九州保健福祉大学保健科学部言語聴覚療法学科 2香川医科大学人間環境医学講座衛生・公衆衛生学 3高知リハビリテーション学院言語療法学科

ページ範囲:P.155 - P.158

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 言語聴覚士(ST),理学療法士(PT),作業療法士(OT)は,ともに地域での保健医療福祉上の有用な社会資源である.それら専門職を目指す学生が,その職種の業務内容や社会における存在意義などを十分に理解した上で養成課程に進学するということは,地域の保健医療福祉活動が発展していくためにも非常に重要なことと考える.
 ところが,STの国家資格制度は,PT・OTなどと同時期に検討されはじめたにもかかわらず,「理学療法士及び作業療法士法」1)(昭和40年公布,施行)から30数年間も遅れて,ようやく「言語聴覚士法」1)が平成9年12月公布,翌年9月施行の運びとなった経緯がある.それが,これら3職種の専門職としての社会的な位置づけなどにも影響し,各専門課程受験者の様相にも反映されていると推測される.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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