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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生65巻3号

2001年03月発行

文献概要

視点

地方の公衆衛生行政の真価

著者: 藤内修二1

所属機関: 1大分県佐伯保健所

ページ範囲:P.162 - P.163

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 21世紀の健康づくり戦略として,「健康日本21」が発表されて1年が経過した.そのアクションプランとして「保健事業第4次計画」が同時に発表され,新たな事業として,個別健康教育やヘルスアセスメント(健康度評価)が登場してきた.また,昨年11月には「健康日本21」の母子保健版といえる「健やか親子21」も発表された.
 「健康日本21」の総論には,ヘルスプロモーションの理念が盛り込まれ,オタワ憲章から14年が経過してやっとわが国でも公衆衛生行政の基本に位置づけられた.そのアクションプランとして「保健事業第4次計画」が打ち出されたことにより,ルーチンワークである老人保健事業で,ヘルスプロモーションの実践ができると大いに喜んだ.とりわけ,その目玉である個別健康教育やヘルスアセスメントへの期待は大きかった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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