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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生65巻3号

2001年03月発行

文献概要

特集 地域保健の危機管理

高知市における結核集団感染

著者: 豊田誠1 森岡茂治1

所属機関: 1高知市保健所

ページ範囲:P.180 - P.184

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 かつて国民病としてわが国の健康を脅かし,その後急速に減少した結核が,再び新たな健康危機として注目されている.1980年代以降に学校,職場,院内で多発している結核集団感染事例がそれである1)
 集団感染が発生した場合の対応で最も大切なことは,初発患者の人権に十分留意しながら,2次患者の発生を防ぎ,仮に発生した場合には早期に発見することである.しかし,実際に結核の集団感染が起こった場合,マスコミにも報道され,社会的にも大きな問題となり,結核まん延防止の対策だけでなく,健康危機管理の視点からの対応も必要になる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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